2010年 10月 03日
最初、虜になったのは夜行列車。 寝台特急の濃いブルーの車体を前にして 「これに乗れば、明日の朝には未知の土地にいるんだ。」 そう思うと胸が膨らみ、よく父親に夜の駅に寝台特急を見に連れていってもらったものでした。 その後、興味は自動車、バイク、自転車と尽きることなく今も続いています。 朝、仕事で高速に乗るとこのまま旅立ちたい衝動に駆られ、 仕事帰りに夕焼けを背に走れば、このまま家に帰らず遠くの人に会いに行きたくなったりします。 「好きなときに好きなところへ好きな乗り物で。その可能性をいつも手中に納めておきたい。」 それが、現実に縛られ続ける自分へのささやかなアンチテーゼなのかもしれません。
by igucciT
| 2010-10-03 23:50
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